DEAD ENDのYOUさんからOne ControlのABD、LGE、GGB、LCCのレビューをいただきました!

DEAD ENDYOUさんから、One Controlエフェクター4機種にレビューをいただきました!

DEAD ENDのギタリストとして活躍される足立祐二ことYOUさん。公式ブログも必見!

このLittle Copper Chorusは、最近(2016年)入手したばかりなんだけど、
コーラス・ペダルを自分の足下に置くのは、何年振りだろう。

今まで、何年もコーラスを探してたんだけど、
自分の思う質感の物には、中々、出会えないでいた。

エフェクターが高級化し、ブティック系と呼ばれるジャンルが確立されて以来、
ペダルは、想像以上にワイドレンジでハイファイな方向に向かい、
自分が求めていた自然なサウンドとは、全く違う方向に向かっていた。

何故、長い間、コーラスを導入しなかったかと言うと、
どれも、全体的に音が派手すぎて、何気なくオンに出来る機種が余りにも少なかったからなんだけど、
このLittle Copper Chorusは、とても自然なサウンド。

コーラスの中には、深くかけると、ピッチが気になったりする物も多いんだけど、
このLittle Copper Chorusは、深くかけても、決してそうはならない。

それに、コーラスであるにも関わらず、WIDTHを低めにして、SPEEDを遅めに設定すると、
レスリースピーカーの様なニュアンスも出せるのが面白いね。

SPEEDの設定は、各々のプレイヤーのやってる音楽や楽曲の雰囲気にもよると思うんだけど、
このLittle Copper Chorusのキモは、WIDTHなのかも知れない。

時にはフランジャーっぽかったり、レスリーっぽかったりと言う様に、
このツマミ一つで、物凄く楽曲の表情が豊かになる。

あと、ノイズが少ないのも特筆すべき点なんだけど、
このペダルをどこに接続するかで、思ってる以上にニュアンスが変化するので、
色んな接続順で楽しんで欲しいよ。

筐体の質感も素晴らしいし、サイズもコンパクトなので、
小さなペダルボードしか持ってないプレイヤーでも、是非、導入してみてね。

 

 

このGranith Grey Boosterも、Little Copper Chorusと同時期に入手したんだけど、
自分が所有しているブースター達とは、ちょっと雰囲気が違う。

まず、ノイズが極端に少ないね。
One Controlの製品全体的に言える事なんだけど、どの機種も、本当にノイズが少ないんだよね。

あと、ブースターの中には、ゲインが高すぎて、ブーミーなサウンドになる物も少なくないんだけど、
このGranith Grey Boosterは、ゲインを最大にしても音が潰れにくいのが特徴。

実際、音は物凄くいいんだけど、オンにすると、
音が潰れちゃって使えないって物も比較的多いのも事実。

このGranith Grey Booster、ツマミを1時?2時辺りにするだけで、
アンプが、物凄く元気になるんだけど、ローエンドがタイトなままなのが素晴らしい。

個人的には、何気なくオンにするのが好みなんだけど、
軽くブーストするだけで、フロントピックアップのモタつき感も無くなるし、
エフェクティブになると言うより、新しい弦に張り替えた感じ。

自分の使い方で言うと、ドライブペダルの前に接続してるんだけど、
これだけノイズが少ないと、ドライブの後に繋いでも全然大丈夫なのがいいよね。

入手してからは、色んなタイプのギターで試したんだけど、
伝統的なシングルコイルでも、パワフルなハンバッキングでも、とてもノイズレスでブーストしてくれたよ。

好みで言うと、そこそこのパワーのピックアップを搭載したギターに繋いで、
ちょっとギター側のボリュームを落とした感じが、本当に素晴らしい。

Granith Grey Boosterをオンにする事によって、ギター側のボリュームを下げた際に起こる引っ込み感が無くなるし、
明らかに、立ち上がりの良いサウンドのまま、ボリューム・コントロールが可能。

立ち上がりが早いブースターは多いが、その多くは、固めのサウンド・キャラに変化する事も多いんだけど、
Granith Grey Boosterは、トレブリーにならない所も、とても使い易いポイント。

シングルコイルでも、ハムバッキングでも、どちらの相性も抜群だし、
ちょっとワンランク上のサウンドを目指してるプレイヤーは、是非、トライしてみてね。

 

 

Anodized Brown Distortionも、比較的、最近入手したんだけど、
個人的にディストーションを試すのは、かなり久しぶり。

普段は、オーバードライブを使う事が多いんだけど、
何故、普段、ディストーションを使う事が少ないかと言うと、
自分が試したディストーションの多くは、音が痩せてしまうと言う事。

あと、ドライブのツマミを上げていくと、想像以上に線の細いサウンドになって、
アンサンブルの中で、埋もれてしまう事も少なくない。

そう言う事もあって、今回入手したAnodized Brown Distortionは、物凄く期待してたんだけど、
想像以上のクオリティーに正直驚いた。

自分の場合、いつも、アンプで軽くドライブさせ、
あとは、ドライブペダルで好みのトーンを作るって手法なんだけど、
このAnodized Brown Distortionは、ドライブを下げて鳴らすと、
比較的オーバードライブっぽいと言うか、ディストーション特有のコンプ感、引っ込み感が物凄く少ない。

どんなドライブペダルの時も、ドライブのツマミは、そんなに上げないんだけど、
これは、自分が今まで試してきたディストーションとは、ちょっと傾向が違うね。

通常、ドライブのツマミを上げていくと、ピッキングのニュアンスは蚊帳の外って感じになっちゃうんだけど、
これは、思ってる以上にピックと弦の音がするし、ピックの種類を替えると、ちゃんとそう言う音が出る。

ディストーションの中には、ドライブのツマミを上げ目にしないと、へなちょこなサウンドになる物も多いんだけど、
このAnodized Brown Distortionは、ドライブを上げなくても全く問題が無い上に、
個人的には、レベルを上げ目にして、ドライブを下げ目にした時の音が大好き。

そうする事によって、レンジ感を保ちながらプレイ出来るし、
ピックが巻き弦に当たる時のサウンドも楽しめるよ。

セッティングは、どんなギターを繋ぐかにもよるけど、
こんなに使い易いディストーションが、こんな価格で手に入るだなんて、ホント、夢の様だよね。

 

 

Little Green Emphaserは、今までに体感した事の無いタイプのペダルで、本当に面白い。

決して派手なサウンドでは無いんだけど、ポイントが的確に設定してあるので、
どんなタイプのギター、ベースにも合うんじゃ無いかな。

ツマミを動かしていくと、音の重さ?が移動していくのが判るんだけど、
この音の重さは、低音の事では無い。

通常、音で言う厚みとは、比較的好意的に受け取られる事の方が多いと思うんだけど、
時には、この厚みのお陰で、音が抜けてこなかったりって経験もあるよね。

また、その逆で、ちょっと線が細くて迫力が無かったりって事もあると思うんだけど、
そう言う時に、このLittle Green Emphaserは大活躍するんじゃ無いかな。

一言で表現するのは難しいんだけど、単なるイコライザーやブースターでは無く、
これを設計、製作した人は、ひょっとして凄い感性を持っているんじゃ無いかと思わせるくらいの説得力のあるサウンド。

ツマミは、一つしか無いので、とてもシンプルな構成なんだけど、
左に回していくと、軽いブースト感と共に、厚みのあるサウンドになってくる。

逆に、ツマミを右に回していくと、軽くなるのでは無く、
ドンドン贅肉が削ぎ落とされていって、剃刀の様にシャープになってくる。

ベースなんかも、会場によっては、箱鳴り感が強すぎたりする事もあると思うんだけど、
Little Green Emphaserで、ポイントを探してやれば、きっと抜けの良いポイントが見つかるんじゃ無いかな。

物凄くパワーのあるピックアップを搭載したギターをハイゲインアンプに繋いだ時のモアっとした感じも、
このツマミを回していくと、きっと、これだ!ってポイントに巡り合うと思うよ。

こう言うタイプのペダルは、通常、ドライブペダルの前に来ると思うんだけど、
自分は、ドライブペダルの後に繋いだ時のサウンドも、結構イケてると思うんだよね。

決して優しいタイプのペダルでは無いかも知れないけど、
プレイヤーの感性に切り込んでくる、そんな面白いエフェクターだよ!

 

 

YOUさん、ありがとうございました!