One Control Gecko mkIII

かつて、ペダルボードに設置されるエフェクターは、そのほとんどがシンプルな操作だけで完結するものでした。

しかしデジタルテクノロジーの革新、プロダクトの小型化が進み、かつてはラックエフェクターや大柄なマルチエフェクターにしか無かった“プリセット”という概念が、特にハイクオリティな空間系エフェクトを中心に、コンパクトペダルでも一般的なものとなっています。

さらにギターアンプやベースアンプも多機能化が進み、シンプルなチャンネルの切替や内蔵エフェクトのON/OFFだけでなく、細かなノブのセッティングなどをプリセットして楽曲ごとに切替えるという機能も今では珍しいものではありません。

これらのプリセットは、本体や付属のスイッチでコントロールするだけでなく、その多くはMIDIプログラムチェンジメッセージを使用してプリセットの切替に対応しています。

さらに、多くのタイムベースエフェクトはタップテンポで管理できるようになり、それらをまとめて操作することで、かつてはテックが袖から行っていたような操作も足元で簡単に設定できるようになりました。

 

ギタリストやベーシストがペダルボードに置いて使うことのできる機能的でコンパクトなMIDIプログラムチェンジコントローラーやタップテンポスイッチがあれば、多機能な空間系エフェクトやアンプなどのスイッチングを一括管理することができます。

 

One Control Gecko MkIIIは、一般的なコンパクトエフェクターサイズで複数のMIDIプログラムチェンジメッセージとコントロールチェンジシグナルを用いたタップテンポを送信することのできるプログラマブルMIDIコントローラーです。

ペダルボード上で場所をとらず、様々なMIDI対応機器をまとめて制御することができます。

 

●特徴

・軽量(400g)、コンパクト(120×45×65mm)なMIDIコントローラー

・16のMIDIチャンネルのPCシグナルを同時送信可能

・20プリセット

・複数のデバイスへのタップテンポコントロール

・2つのDCアウトを装備し、電源供給も可能(アダプター駆動時)

・電池駆動にも対応(消費電流1mA以下)

 

●オペレーションモード

Gecko MkIIIにはE1、E2、E3の3つのモードがあります。

 

・E1:このモードはプリセットピックモードです。フットスイッチでプリセットナンバーを変更しますが、OKフットスイッチを押すまでMIDIシグナルは送信されません。

 

・E2:このモードはプリセットイミディエイトモードです。フットスイッチを押し、プリセットナンバーが変更される度にMIDIシグナルが送信されます。

 

・E3:このモードはダイレクトモードです。フットスイッチを押し、ナンバーが変更される度に全てのチャンネルに同じMIDIシグナルを送信します。

 

●プリセット

Gecko MkIIIには20のプリセットがあります。各プリセットには16のMIDIチャンネルにそれぞれ1つずつのPC(プログラムチェンジ)メッセージを保存できます。

 

E1とE2モードでは、プリセットを編集することができます。PC#は0~199の範囲で設定できます。また、OFFに設定すると、そのMIDIチャンネルにMIDIシグナルは送信されません。

※受信側の機器により、PC#128を越える値を受信できない場合があります。

 

●MIDIチャンネルとタップテンポ

各MIDIチャンネルはグローバルで個別にOFFにすることができます。グローバルでOFFに設定したMIDIチャンネルはプリセット編集時に表示されないため、セットアップを短縮することができます。

また、各MIDIチャンネルにはOK/TAPフットスイッチを押した際に送信するCCナンバーを設定し、タップテンポコントロールとして使用できます。チャンネルごとに個別のCCナンバーを設定できるため、16台までの複数の機器をまとめてタップテンポコントロールすることができます。

※設定するCCナンバーは受信側の機器に合わせます。

 

●スペック

・サイズ:120×46×65mm

・重量:400g

・電源:9V電池、またはセンターマイナスDC9Vアダプター

・消費電流:最大25mA(アダプター駆動時)、1mA以下(電池駆動時)

 

価格:オープンプライス

 

詳細は(株)LEP INTERNATIONALのHPへ